職住近接がマンションの資産価値を左右する時代へ

「どこで買うべきか」を考える上での大切な視点

住宅購入を検討されている方から、よくいただく質問があります。

「資産価値のあるマンションを購入したいのですが、どのエリアを選べば良いですか?」

最近では、マイホームを単なる「住む場所」としてだけではなく、将来的な売却や賃貸も見据えて選ぶ方が増えています。

いわゆる「半投半住」という考え方です。

自分たちが快適に暮らせることはもちろん大切ですが、それと同時に、将来売却しやすいか、貸しやすいか、価格が下がりにくいかという視点も重要になってきています。

では、資産価値のあるマンションとは、どのようなマンションなのでしょうか。

その答えを考えるうえで、非常にわかりやすいキーワードが「職住近接」です。

昔は「遠くてもマイホーム」が当たり前だった

昔は「遠くてもマイホーム」が当たり前だった

バブルの頃は、マイホームを購入するために、片道1時間半、場合によっては2時間近い通勤時間を受け入れることも珍しくありませんでした。

都心部の住宅価格が高騰し、郊外へ郊外へと住宅地が広がっていった時代です。

「広い家を買うためなら、通勤時間が長くなっても仕方ない」

そういう価値観が一般的だった時代もありました。

しかし、今は大きく変わっています。

共働き世帯が増え、子育てや家事の分担、ワークライフバランスを重視する方が増えたことで、通勤時間をできるだけ短くしたいというニーズが強くなっています。

通勤時間が短ければ、朝に余裕ができます。
帰宅後の時間も確保しやすくなります。
子どもの送迎や家事との両立もしやすくなります。

つまり、今の住宅選びにおいては、単に「駅に近い」だけではなく、働く場所に近いことが非常に大きな価値になっているのです。

再開発は資産価値に影響する。ただし「中身」が大切

マンションの資産性を考えるうえで、再開発は非常に重要な要素です。

ただし、再開発であれば何でも良いというわけではありません。

大切なのは、その再開発によって何が生まれるのかです。

商業施設ができるのか。
公園が整備されるのか。
ホテルができるのか。
それとも、大規模なオフィスが供給されるのか。

特にマンションの資産性という観点では、働く人が増える再開発は非常に大きな意味を持ちます。

なぜなら、働く場所が増えれば、その近くに住みたい人も増えるからです。

グラングリーン大阪が生んだものは「商業施設」だけではない

グラングリーン大阪が生んだものは「商業施設」だけではない

大阪でわかりやすい例が、うめきた再開発によって誕生したグラングリーン大阪です。

グラングリーン大阪というと、飲食店やショップ、公園などのイメージが強く、商業施設として注目されることが多いと思います。

しかし、実際には商業施設よりもオフィスの割合が非常に大きい再開発です。

面積割合で見ると、商業施設とオフィスの比率はおおよそ2:8

つまり、グラングリーン大阪の誕生によって、単に新しいお店が増えたというだけではなく、大阪駅周辺に非常に多くの人が働く職場が新たに供給されたということになります。

実際に、多くの企業がグラングリーン大阪内に移転しています。

これは周辺の住宅需要に大きな影響を与えます。

大阪駅周辺で働く人が増えれば、当然ながら「できるだけ近くに住みたい」というニーズも増えていきます。

大阪駅周辺では大規模オフィスの供給が続いている

大阪駅周辺では大規模オフィスの供給が続いている

大阪駅周辺では、グラングリーン大阪だけでなく、ここ数年で大規模なオフィスビルが次々と誕生しています。

たとえば、

JPタワー大阪

イノゲート大阪

グランフロント大阪

大阪梅田ツインタワーズ

などが挙げられます。

これらの大規模オフィスビルによって、大阪駅周辺で働く人の数はさらに増えています。

そして、この「働く人が増える」という流れが、周辺の住宅需要を押し上げる要因になります。

その影響を受けやすいエリアが、たとえば中津・大淀・福島などです。

大阪駅や梅田エリアにアクセスしやすく、都心部に近いにもかかわらず、住環境としても成立しているエリアです。

このあたりでマンションを購入することは、資産価値の面で非常に堅い選択肢だと言えます。

もちろん、物件ごとの条件や価格の妥当性はしっかり見る必要がありますが、エリアの方向性としては非常にわかりやすいです。

今後は大阪駅の東側にも注目

今後は大阪駅の東側にも注目

今後の展望として注目したいのが、阪急大阪梅田駅周辺の再開発です。

阪急大阪梅田駅の再開発、いわゆる「芝田1丁目計画」は、2035年〜2040年ごろの完成を目指して動き始めています。

この再開発が進むと、現在の大阪駅北側・西側だけでなく、梅田の東側エリアにもさらに注目が集まる可能性があります。

具体的には、

東梅田
中崎町
天神橋筋六丁目
扇町
南森町

といったエリアです。

これらのエリアは、すでに梅田へのアクセスが良く、生活利便性も高い場所です。

さらに今後、阪急大阪梅田駅周辺の再開発によって人の流れが変われば、住宅需要がより強まる可能性があります。

実際に、このエリアではすでに大規模なタワーマンション開発などの計画も見られます。

大阪駅・梅田エリアの東側は、今後の動きに注目しておきたいエリアです。

資産価値を見るときは「職場が増える場所」を見る

資産価値を見るときは「職場が増える場所」を見る

大阪駅周辺は、ここであらためて取り上げるまでもなく、今後も資産価値の維持・上昇が期待されやすいエリアです。

ただ、大切なのは大阪駅周辺だけを見ることではありません。

他のエリアでマンションを購入する場合も、同じ考え方で判断することができます。

つまり、

そのエリアの近くに働く場所が増えているか
大規模なオフィス供給があるか
再開発によって人の流れが変わるか
職住近接のニーズを取り込める立地か

こういった視点で見ることで、そのエリアの将来的な住宅需要を考えやすくなります。

マンションの資産価値は、建物のグレードや築年数だけで決まるものではありません。

そのエリアに「住みたい」と思う人が、将来にわたってどれだけ存在するか。

その需要を支える大きな要素のひとつが、職住近接です。

まとめ

まとめ

これからの住宅購入では、単に「今住みやすいか」だけでなく、「将来も選ばれ続ける場所か」という視点が大切です。

その判断材料として、職住近接は非常にわかりやすい考え方です。

働く場所が増える。
その近くに住みたい人が増える。
住宅需要が高まる。
結果として、マンションの資産価値が維持されやすくなる。

この流れを意識すると、どのエリアでマンションを購入するべきかが見えやすくなります。

大阪駅周辺でいえば、中津・大淀・福島はすでにその流れを受けているエリアです。
今後は、東梅田・中崎町・天神橋筋六丁目・扇町・南森町といった梅田東側のエリアにも注目しておきたいところです。

どこのエリアで購入するべきか迷われている方は、LINEやオンライン面談でお気軽にご相談ください。
資産性と暮らしやすさの両方を考えながら、将来後悔しにくい住まい選びを一緒に考えていきましょう。


この記事は私が書きました。

田中 健裕(たなか たけひろ)
お客様からよくいただく質問・相談内容をテーマにブログを書いています。
AI技術の進化によって、インターネット上にはAI生成記事が急速に増えており、事実ではない情報も出回っています。
私は、不動産のプロだと自負しておりますが、文章のプロではありません。わかりにくい表現もあるかと思いますが、私の知識と経験に基づいた情報発信をしています。ご不明な点や気になる点がありましたら、遠慮なくご質問ください。


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