良い物件が見つかってからでは遅い?買付を提出する前に準備しておく3つのこと

「この物件を購入したい!」

そう思える物件が見つかったら、次に行うのが「買付申込」です。

しかし、人気のある物件では、買付を提出してから手付金や住宅ローンの準備を始めていては間に合わないことがあります。

特に初めて不動産を購入される方は、物件探しに意識が向いてしまい、「購入するための準備」が後回しになりがちです。

そこで今回は、物件探しと並行して準備しておきたい「買付を提出する前にしておく3つのこと」をご紹介します。

この記事でわかること

01

手付金の準備

契約時に必要となる資金を、あらかじめ確認しておきます。

02

本人確認書類の確認

身分証明書の住所や、必要な公的書類を確認します。

03

住宅ローンの事前審査

買付を提出する前に、借入可能額を確認しておきます。


1.手付金を準備しておく


不動産の売買契約を締結する際には、一般的に「手付金」を売主へ支払います。

手付金は住宅ローンの融資実行より前に支払うことになるため、原則として契約日までに手元の資金から準備しておく必要があります。

金額に決まりはありませんが、売買価格の5%〜10%程度がひとつの目安です。ただし、実際の金額については売主・買主双方で相談して決定します。

ここで注意したいのが、「できるだけ手付金を少なくすればいい」というわけではないことです。

一般的な売買契約では、一定の期限までは、買主は支払った手付金を放棄することで、売主は受け取った手付金の倍額を買主へ返還することで契約を解除できます。

例えば手付金が100万円の場合、売主は200万円を返還することで手付解除できる可能性があります。

手付金の金額は、資金計画だけでなく、契約の確実性も考慮して決める必要があります。

POINT

手付金のポイント

手付金が極端に少ないと、買主だけでなく、売主にとっても手付解除しやすい契約になります。確実に購入したい物件ほど、資金計画とのバランスを考えた手付金額の設定が大切です。


2.本人確認書類を確認しておく


不動産の購入では、契約・住宅ローン・登記など、さまざまな場面で本人確認書類が必要になります。

まず確認しておきたいのが、運転免許証やマイナンバーカードなどの「顔写真付き本人確認書類」です。

現在の住所と本人確認書類に記載されている住所が異なっている場合は、できるだけ早めに住所変更の手続きを済ませておきましょう。

住宅ローンの申込みや契約手続きの際に住所が一致していないと、追加書類が必要になったり、手続きに時間がかかったりする可能性があります。

また、売買契約や住宅ローンの手続きが近づいている場合には、役所へ行ったタイミングで次の書類を取得しておくと便利です。

本人確認・契約に備えて確認するもの

顔写真付き本人確認書類
本人確認書類の住所が現住所と一致しているか確認
住民票(マイナンバー・本籍の記載は省略)
印鑑証明書

※住民票や印鑑証明書は、発行後3か月以内のものを求められる場合があります。

物件を探し始めたばかりの段階で取得する必要はありませんが、「そろそろ購入する可能性が高い」というタイミングで準備しておくと、その後の手続きがスムーズです。


3.住宅ローンの事前審査を済ませておく


住宅ローンを利用して購入する方に、最も早く準備しておいてほしいのが「事前審査」です。

法律上、事前審査の承認がなければ買付を提出できないわけではありません。

POINT

事前審査を受ける理由

事前審査を受けていなくても買付は提出できますが、購入希望者が重なった場合は、資金面の確認が取れている方が優先されやすくなります。

そのため、購入したい物件がある程度絞り込まれてきた段階で、少し余裕を持った借入希望額で事前審査を受けておくことをおすすめします。

事前審査の結果が出るまでの期間は金融機関によって異なりますが、数日〜1週間程度を目安に考えておくとよいでしょう。

また、事前審査後に購入する物件が変わった場合には、新しい物件資料を提出して金融機関による再確認・再審査が必要になることがあります。

事前審査では、勤務形態や収入状況に応じて、次のような資料を準備しておくとスムーズです。

住宅ローン事前審査に備えて準備するもの

源泉徴収票
既存借入の返済予定表・借入明細・残高が分かる資料
確定申告をしている方は、過去3年分の確定申告書一式
会社経営者・役員の方は、法人の過去3期分の決算書

※必要書類は勤務形態や金融機関によって異なります。

源泉徴収票を紛失している場合には、早めに勤務先へ再発行を依頼しておきましょう。

金融機関によって必要書類は異なりますが、いざ購入したい物件が見つかったときに慌てないよう、事前に準備しておくことが重要です。


「買いたい」と思ってからでは遅いこともあります


FINAL CHECK

買付を提出する前の最終チェック

購入したい物件が見つかったときに慌てないよう、準備状況を確認しておきましょう。

準備状況に不安がある方は、購入したい物件が決まる前にご相談ください。

資金計画や住宅ローンの事前審査、買付提出までの流れをサポートいたします。

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田中 健裕(たなか たけひろ)
お客様からよくいただく質問・相談内容をテーマにブログを書いています。
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私は、不動産のプロだと自負しておりますが、文章のプロではありません。わかりにくい表現もあるかと思いますが、私の知識と経験に基づいた情報発信をしています。ご不明な点や気になる点がありましたら、遠慮なくご質問ください。

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